続く物語

空を見ると、今日は快晴で
なんてことのない、
変哲な日だなと思うけれど。

今日も何人も死んでいて、
新型コロナウイルス騒動は絶えなくて
落ち着かない現実と隣り合わせで。

そんな現実を思わせない空模様は
皮肉めいたモノがあって。

私は何とも言えない気持ちになる。

噛み締めるしあわせ、
身に沁みることば、
あたたかさ、やさしさ
おもいやり、おもいあい・・・

助け合い、救い合い、
支え、支えられつつ・・・

世の中が大変になってる今も、
そんな、やさしい繋がりの輪が
確かに存在していて。

相変わらず、
心がすり減られるような
かなしいニュースも多いし、

こころないことばを
平気で投げ掛ける事、

相手の気持ちを考えず
自分の利益、欲望を優先して
相手を平気で傷付けてしまうような
人達もいるし。

何度だって、死にたくなる日はあるけれど。

でも、こうして
今、生きていることが。

なんだかんだ言いつつ、
なんだかんだありつつ、

誰かにとっての当たり前でなく、
手に出来なかった
“ふつうのしあわせ”なんだってことも。

生きているからこそ、
実感できる事で。

痛感する事、知る事で。

いくら、死のうと
飛び降りようとしたって。
刃物を自分の身体に充てがったって、
首元を締めようとしたって。

いつも空は色んな模様に変化するし。
憎たらしいくらい、幻想的で綺麗だから。

私は、結局。
死にきれないのだ。

『バッカだなぁ・・・』

人という生き物は、実に不思議なもので。

泣き疲れた、赤く腫れた瞳で。
まだ、涙を頬に落すのだ。

枯れた声で、それでも声を発そうとするのだ。

笑いが漏れる。

―――きっともう、だいじょうぶ。

私は歩ける。

何度、思っただろう？
何度、繰り返しただろう。

きっとこれから先も、
呆れるくらい、
同じ事をまた思う事もあるだろう。

綴り切れないこと、秘密にしてる事、
あえて綴っていない事、知られたくない事。
そんなの、幾らだってあるけれど。

笑っていよう。

どうせ、いつまでも泣いてたって
捻くれていたって。
無常にも時間が過ぎていくだけなのだ。
何も解決せずに。

それなら、不貞腐れるのを止めて、
気持ちを切り替えて、
別の行動に移す方が。

きっと、これからの私の為にもなるだろう。

経験にも繋がるだろう。

笑顔で未来の話をしよう、
これからの話をしようよ。

一緒に考えるから、
そこに蹲（うずくま）ってるだけの自分は
もう辞めよう。

それくらいの強さは、
今まで生きてきた中で
培って来たハズだから。

風がざわめく。
ふわっと心地の良い風が頬を掠める。

空を見上げると、雲一つない快晴で。
また私は、泣きたくなる。

それでも。

地にしっかり脚をつけて、
立ち続ける。

生きてる限り。

此処に私として在る限り。

○○○○として在る限りは・・・

当たり前だった日常、
当たり前でない日常。

当たり前であって欲しかった人々、
当たり前など無いのだと説いていた人々。

死にたい人々、
生きていたい人々。

死んだ目をして生きる人、
瞳に輝きを宿し生きてる人。

其々、色々ある。

常に変わり続け、
進化して行く日常。

大切にしたい事はなんだろう？
忘れたくない事はなんだろう？

様々な問い掛けが浮かび上がるね。

多方向から眺めると、
また何処に自分は居るのか見失ってしまう。

足元がふらつく。

そうした時に、思い出すの。
私なりの、私への“コトバ”。

―――“目の前にある事を熟（こな）して”。
―――“初心の気持ちを思い返して”。

今、在ることに集中する。

・・・あぁ、そうだった。

私はそうして生きていたのだ。
生きて来たのだ。
今までも、今も。
生きようと歩むのだ。

生き方はこうして思い出せる、
歩んで来た道のりも確かに存在しているから。

それが生き様というのなら、
どれほど、救われた事だろう？

今日も誰かが、空を眺める。

○○○○は、今日も空を眺める。

そして瞳に景色を焼き付ける。

何を思っているかは、
何を想うかは・・・

この先のキミに托すことにしよう。

副題:【言の葉、コロコロ。】

―――言葉が力に変わるまで。

2020.04.19. 初稿。

心から、ありがとう💫

今日も頑張って行こう💪

最近、私に何か出来ないかと、

何らかのものを

貼り付けようとしてるのだけれど。

上手いように共有が…(　-᷄ ω -᷅ )

もう少し、掛かりそうです。

あはは🤡

他の方はどうされていらっしゃるのだろうか…

凄すぎる💭 見習いたい。